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紅葉が近づくと、実家の庭木が心配になる理由

執筆者の写真: droneliferc
droneliferc
9月27日
読了時間: 3分

紅葉の便りが聞こえてくると、山形の実家の方の空き家を思い出す方も多いのではないでしょうか。ただ、その庭に長らく手を入れていない場合、紅葉狩りどころではない話になっていることがあります。


苔むした石の上に、赤橙色と白っぽい秋の葉が重なる接写。しっとり落ち着いた雰囲気。
きれいな紅葉の裏で、実は困った状態になっていることがあります



誰も住んでいない家の庭木は、静かに育ち続けます


空き家となってからも、庭木は毎年伸び続けます。剪定する人がいないまま数年が経つと、枝が隣の敷地に越境していたり、道路や電線にかかっていたりすることが珍しくありません。


現場で伺うお話として多いのが、隣家の方から連絡が来て初めて気づいた、というケースです。「落ち葉がうちの雨どいに詰まる」「枝が屋根に当たって音がする」といった苦情は、関係が悪くなる前に対応しないと、後々気まずさが残ってしまいます。


緑の大きな木が茂る日本の住宅街。石畳の庭と白い家々の間に銀色の車が停まり、静かな晴れの日の雰囲気。
うちも当てはまるかもしれない



「住んでない家の木」でも、法律上の責任が発生する場合があります


意外と知られていないのですが、越境した枝が原因で隣家に被害が出た場合、所有者側に責任が生じることがあります。台風で枝が折れて隣の車や屋根を傷つけた、というようなケースです。


「実家のことだから」「誰も住んでいないから」といって放置していても、法律上は所有者の管理責任がなくなるわけではありません。この点は、実家を離れて暮らしている方ほど見落としがちなポイントです。


赤い手袋の人が庭で生け垣を刈り込んでいる。銀色の剪定ばさみが茂った緑の葉に向かい、爽やかな屋外の雰囲気。
素人目には判断しづらい『危ない枝』もあります



これからの季節、実は一番危ないタイミングです


紅葉が終わると、山形はあっという間に雪の季節に入ります。葉が落ちきらないまま雪が積もると、枝に想像以上の重みがかかり、思わぬ場所で枝が折れることがあります。折れた枝が屋根や外壁、隣家の敷地に落ちれば、それはもう「庭木の手入れ」では済まない話になります。


つまり、紅葉のこの時期は、雪が降る前に対応できる最後のタイミングでもあるということです。


雪に覆われた住宅街。裸木と低木に積雪があり、右下に雪のかぶった車、青空の下で静かな冬景色。
雪の重みは、思っている以上に木にとって過酷です



剪定だけで済むのか、それとも別の対応が必要なのか


庭木の状態によって、必要な対応はかなり変わってきます。軽い剪定で済む場合もあれば、木自体が古く弱っていて伐採を検討したほうがよい場合もあります。境界線がそもそも曖昧で、庭木の話をきっかけに測量が必要になるケースも実際にあります。


こうした判断は、写真を見せていただくだけでもある程度お伝えできます。無理に「切ったほうがいい」とお伝えすることはありませんし、まだ様子を見て大丈夫な状態であれば、正直にそうお伝えします。実家が離れた場所にあって、なかなか見に行けないという方こそ、一度写真だけでも送っていただければと思います。


ストーブと同じで、雪が降ってからでは対応が難しくなります。紅葉を見に帰省されるこの時期に、少し庭先を確認していただくだけでも十分です。


和室の木製テーブルで、手元のスマホで日本語チャットを入力する人。背景に庭と障子、静かな雰囲気。
庭の写真を一枚、送るだけで構いません





 
 
 

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