top of page

雪囲いはいつから始める? 山形で迷う方が多い、ちょうどいい時期の見極め方

執筆者の写真: droneliferc
droneliferc
3 日前
読了時間: 5分

紅葉が進み、朝晩の冷え込みが増してくると、そろそろ雪囲いが気になってくる方も多いと思います。ただ、雪囲いは早すぎても遅すぎても困るのが難しいところです。

この記事では、山形の現場での経験から、始める時期の目安と、時期を外したときに起きることをお伝えします。


青空の下、街路樹を支える三角形の木製支柱が立ち、住宅街の道路と電線、山並みが広がる静かな風景。
雪が降ってから慌てる方が、毎年必ずいらっしゃいます

山形の雪囲いは、いつから始めればいいですか


山形市周辺では、庭木の葉が落ちはじめる10月下旬ごろから始め、初雪の前にあたる11月上旬までに終えるのが目安です。


初雪は例年11月上旬から中旬にかけてで、年によって前後します。ここで気をつけたいのは、初雪が降ったからといって、すぐ積もるわけではないという点です。実際に困るのは、その後に雪が根雪になる時期で、そこから逆算すると、余裕を持って作業できる期間は意外と短いのです。


また、雪囲いにはもう一つ、見落とされがちな条件があります。作業をする日の天気です。晴れて地面が乾いた日でないと、安全に作業ができません。十月下旬から十一月上旬は、晴れ間が続く日が限られてきます。だからこそ、天気の良い日を見つけたら動く、という考え方が現実的です。




早く囲いすぎると、どうなりますか


葉がまだ残っている状態で囲うと、蒸れて傷んだり、枝が折れたりする原因になります。また、囲いが雨や風で緩んでしまうこともあります。


山形では、暖かい日が続いた10月に慌てて囲ってしまい、あとから縄が緩んで結び直す、という話を現場でも聞きます。縄は雨や湿気で伸び縮みするため、早く結びすぎると、本格的な雪が来る頃には締まりが弱くなっていることがあるのです。


庭木の種類によっても、適した時期は変わります。葉が落ちる木は落葉後、常緑の木は葉に雪が積もる前に、というように、木の性質に合わせて考える必要があります。




遅れてしまうと、どんな危険がありますか


初雪のあとに作業すると、足元が濡れて凍り、脚立から転落する危険が高まります。さらに、雪の重みで枝が折れたあとでは、囲いが間に合いません。


まず、作業中の事故です。濡れた枝や地面は滑りやすく、雪の日の脚立作業は、慣れた職人でも慎重になります。ご自身で作業される場合は、なおさら無理をしないでください。


次に、庭木や建物への被害です。雪の重みで枝が折れると、屋根や外壁を傷つけたり、隣の敷地や道路に枝が落ちたりすることもあります。窓の雪囲いが間に合わないまま雪が積もり、窓ガラスや窓枠が傷んだ、という事例もよく耳にします。


もう一つが、業者の混み具合です。11月に入ると雪囲いの依頼が集中し、希望の日に来てもらえなくなることがあります。初雪が降ってから頼んでも、予約が埋まっていて間に合わない、ということも起こり得ます。


雪の降る中、庭の木や低木を支える木組みが白く覆われた中庭。奥に建物が見え、静かな冬景色。
ここまでやっておくと、雪の朝が違ってきます


雪囲いが必要なのは、どこですか


庭木のほか、窓まわり、玄関や勝手口、物置、エアコンの室外機や給湯器まわりなど、雪の重みや落雪を受ける場所が対象です。


まず庭木は、雪の重みで枝が折れたり、幹が曲がったりするのを防ぐために囲います。特に、背の高い木や、庭の中でも屋根の下にある木は、屋根からの落雪も受けるため、被害が大きくなりやすい場所です。


窓まわりは、屋根からの落雪や、積雪の圧力から窓ガラスを守るために囲います。玄関や勝手口は、雪で扉が開かなくなるのを防ぐ目的で、囲いや屋根をかけることがあります。


意外と忘れられがちなのが、室外機や給湯器、物置などの設備まわりです。雪に埋もれて故障した、扉が開かなくなった、という声もよく耳にします。家の外にあるものを、一度ぐるっと見て回ってみてください。



自分でやるか、業者に頼むか、迷ったらどうしますか


低い庭木の縄巻きなど、手の届く範囲の作業は自分でできることが多いです。高さのある木や、窓まわりの板囲いは、安全面からも専門家に任せるのがおすすめです。


ただ、どこまでを自分でやり、どこから頼むかの線引きは、お庭や建物の状態によって変わってきます。脚立が必要かどうか、屋根の下かどうか、足場が悪くないか。こうした条件を確認したほうがいいでしょう。


迷われたときは、お庭や気になる場所の写真を撮って、LINEで送っていただければ、大工としての見立てをお伝えできます。無理に工事をおすすめすることはありませんし、ご自身でできる範囲だと判断すれば、正直にそうお伝えします。


初雪が来る前、まだ余裕のあるうちに、一度確認しておくだけでも違います。


手に持ったスマホに、匠連建築とのチャット画面と庭木の写真。背景は緑の庭と木のデッキで、穏やかな雰囲気。
庭の写真を一枚、送るだけで構いません







雪囲いについて、よくいただくご質問


Q. 雪囲いは、遅くとも何月までに済ませればいいですか?

A. 山形市周辺では、初雪の目安である11月上旬までに終えるのが理想です。年によって雪の時期は前後するため、11月に入る前に着手しておくと安心です。


Q. 雪囲いは、いつ外せばいいですか?

A. 雪解けが進み、霜や大きな積雪の心配が少なくなる3月下旬から4月ごろが目安です。外すのが早すぎると、遅い雪で枝を傷めることがあります。


Q. すでに初雪が降ってしまいました。もう間に合いませんか?

A. 積雪が少なく、地面が乾いていれば間に合うこともあります。ただし、濡れて凍った足元での作業は危険です。無理をせず、まず状況の写真を送ってください。




 
 
 

コメント


© 株式会社匠連建築

bottom of page